今一匹飼っているけど、「新しく二匹目の犬を迎えいれたいな」とお考えの方のために「二匹に増やす時の注意点」を調査しました!
多頭飼いはメリットだけでなくデメリットが結構存在するので自身に置き換えて考えてみてくださいね。
一匹も二匹も大して変わらないと思っている方は要注意!結構違うこと多いです。
まずは多頭飼いのメリット・デメリット?
まずは一匹から二匹に新しく増やすメリットとデメリットについて簡単にご紹介していきます。
しっかり読んで自身の生活に置きかえ、「かわいい!」という気持ちだけで飼うのは控えるようにしましょう。
メリット
幸せ溢れる多頭飼い!
犬は人に、猫は家につくとよく言います。
たくさんの犬を飼うと、それぞれがお互いの刺激によって新しい反応をしてくれるのでとても楽しいです!
- おやつを1匹だけが貰ってたら違う犬が突進してきたり…
- 悪いことを怒ったら、他の犬のせいにするような行動をしたり…
犬も性格がそれぞれ違って、「人間の子供みたい」な反応が見られます。
1匹だと大人しい犬は多いですが、二匹になった途端に活発になって本当に人間の子供そっくりです。
多頭飼いは生活に潤いを与えてくれると言えます。
デメリット
多頭飼いになると、実は乗り越えないといけない壁がいくつか存在します。
まず、今住んでいる家は多頭飼いが可能かどうか、ということ。
アパートだと基本的には1匹までの所が多いですよね。
他にも金銭的負担、肉体的負担もあり、1匹が2匹になったからといって犬の性格によっては苦労が2.5倍に増えることもあるんです。
飼ってみないと分からない部分はありますが、飼う前に分かるポイントもあるので次で詳しくご紹介していきます。
新しく二匹目を迎え入れる前の注意点
二匹目を迎え入れる前に注意しなければならないことが実はたくさんあります。
かなり詳しく書いてあるので「これは大丈夫かな?」とご自身で自問自答してみてください。
我が家も一匹→二匹になった時はかなり大変だったので、その経験も込みです(笑)
①家で飼育可能か?
大前提として「自宅は多頭飼いができるかどうか」を確認しましょう。
アパート住まいで「ペット可」と書いてあるからOK!というのは言語道断。
きちんと管理会社に確認してOKを貰えてから新しい家族を受け入れる必要があります。
また新しい犬がトイレのしつけをすぐに完ぺきに覚えられるかは犬によって違います。
新築の家を新しく来た犬におしっこだらけにされて大丈夫かどうか…もしくは家族が許してくれるかどうか(汗)想像してみてくださいね。
②去勢・避妊手術について
今飼っている犬の子犬を見たくて、違う性別の犬を迎え入れようとしているのであれば「やめておいた方がいいですよ!」と伝えさせていただきます。
小型犬であっても2~6匹、大型犬であれば4~8頭もの子犬が産まれます。
小型犬で2匹の赤ちゃんが生まれても合計4頭になります。そのまま放っておくと新しく妊娠してしまう、なんて事態になりかねないので避妊・去勢をしたいですよね。
1匹の避妊ですら3~6万円ほどかかるので、4頭一気に避妊・去勢手術すると20万近くになることも。。
「高いから」といって避妊去勢しないと、多頭飼育崩壊といって面倒見切れない状態にもなりかねません。
産まれたら絶対に引き取ってくれると言った人を「産まれるであろう頭数分」確保できないのであれば子犬を求めるのはやめた方がいいと思います。
去勢・避妊するには頭数分のお金がかかるのでその費用が捻出できるかどうかも確認してくださいね。
③犬同士仲良く出来るか
犬同士、意外と相性が合わないことがあります。
- 年齢
- 犬種
- 性格
によってかなり変わるのでお互いが合うかどうか、きちんと確認しないといけません。
とはいえ飼う前から犬同士を合わせて相性を見させてくれるブリーダー・ペットショップは滅多にありません。
「新しくきた犬に、先住犬が攻撃してケガをさせてしまったら」
「先住犬が新しい犬がきてストレスで病気になったら」
どういう対応を取るか、家族で話し合ってみるのも重要です。
④犬がゆっくりできる空間を作って
犬が複数になると急に騒がしくなります。
1匹が寝ていてももう1匹が騒ぎ出して一緒になって騒ぎ始める…なんて日常茶飯事。
夜中でも駆け回ったり吠えまくったりケンカしたりし始め、犬自身がなかなかゆっくりできないこともあるのです。
そのため、一匹になれるクレートを用意したり静かな環境作りが必要だといえます。
特に老犬+子犬など、体力的に合わなそうな場合は一匹ずつ隔離できるスペースは用意しておいた方がストレスを感じずらくなります。
⑤飼い主の肉体的負担
多頭飼いは飼い主さんの肉体的負担がかなり増えるといえます。
- 一匹が吠える犬だともう一匹も真似して吠える
- うんちおしっこの処理は二倍
- エサの用意も犬分(エサを買う量が増えるから買い物も大変)
- 二匹一気に抱っこできるか?
- 一匹が病気になった時、もう一匹のフォローは?
実は肉体的負担が大きいのが多頭飼いです。
私はその中でも、おしっこうんちの処理が意外と大変でした。。
うんちは毎回トイレットペーパーで取ってトイレに流すのですが、犬二匹で1日2回うんちすると、4回もしゃがんで取ってトイレに行かないといけません。
おしっこも汚れる頻度が高いので頻繁にトイレシーツを変えます。
しかも1匹がトイレを外すと臭いをかいだもう1匹も外してするので掃除の手間が2倍!(笑えない…)
吠えた時に2匹同時にやめさせるのは難しいし、「多頭飼いって大変だ…」とかなりしんどく思いました。
⑥飼い主の金銭的負担
多頭飼いになると、金額的な負担を急に感じるようになりました。
- エサ代
- 病院代
- トイレシート代
犬は上記の費用がかかりますね。
我が家が多頭飼いにした時は
- トイレシートはレギュラー→ワイドに換えた
- エサは2倍の消費
- ワクチン2倍の金額
- オススメのサプリを獣医に言われたら2匹分買う
- 服も2セット必要
など、当然ですが「1匹よりもお金がかかる!」と毎回驚きました。
いざとなった時に安いエサしかかえない、病気だけど病院に連れていけない
なんて事態にならないように金銭的に大丈夫かどうか良く考えてみましょう。
⑦旅行に行く時のことを考える
旅行に行く時、犬も一緒に連れていきますか?置いて行きますか?
犬を一緒に連れていく時は
一緒に連れて行けるホテルをきちんと選ばないといけません。
最近ではペット可のホテルも増えましたが、複数はNGの所も未だに多いです。
移動するのにも「頭数分抱っこして歩けるかどうか」考えないといけません。(抱っこしてなら一緒に入ってもOKという建物は多いので)
置いていく場合は
ペットホテルか、一時預け先を考えないといけませんね。
ペットホテルは安くても1泊3,000円前後なので2匹で1泊6,000は最低かかることになります。
6泊7日で旅行にいったらペットホテル利用で36,000円!高額になってきちゃいますね。。
旅行が好きな人は、旅行する時に犬をどうするのかも必ず考えましょう。
⑧病気になった時を考える
- 一匹風邪を引けばもう一匹にもうつることもあります。
- 皮膚病になったらもう一匹にもうつります。
- ノミやダニがいたらもう一匹にもいることがあります。
- 伝染病にかかったらもう一匹も対処が必要になります。
- もし一匹が癌などの大病を患ったら、もう一匹との関わりはどうすればいい?
犬一匹の時はその子のことだけを考えておけばいいのですが、二匹になると対処方法も変わってくるのです。
飼う前から「病気」を考えるのはイヤですが、具体的に考えてみると必要がある事項だといえます。
二匹飼いの大変な面もしっかり理解して
ペットを新しく受け入れるというのは想像以上にお世話に時間がかかるようになります。
とはいえ、犬同士で遊んでくれたり1匹とは違う反応がたくさん見えるのでとても楽しいですよ!
人が2人目3人目を出産する場合も最近は「先に生まれた上の子のフォローをしっかりしてあげましょう」と言われるように、犬も先住犬をフォローしていく必要があります。
全員が子供のようにそれぞれ飼い主のハートをあげてあげましょう。
多頭飼いをしてよかったあと思えることと犬が幸せだなあと感じることが大切だと思います。
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