犬は「カニカマ」を食べてもいい?本物そっくりのカニカマは?

食べ物

突然ですがみなさんに質問です。

「カニカマ」はお好きですか?サラダに入れたり、お寿司に入れたり、そのまま食べるのもおいしいですよね。

じゃあ、犬はどうなのでしょうか?みなさんの愛犬は食べたことありますか?あれ?でもそれって犬も食べてもいいものなのでしょうか?

そういえば、「カニカマ」は一体何で出来ているか知っていますか?

調べてみると、本当のかに肉は入っておらず、「すり身にしたスケトウダラ」だそうです。同じ海の魚介類でも、全然違いますね!

すり身にしたということは、魚介以外にも他の素材がいろいろ入っているということです。果たして犬は「カニカマ」を食べてもいいのか、詳しく探ってみましょう。

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犬にカニカマはOK?NG?

引用:楽天市場

 

まず、安易に「OK」「NG」とは言えません。

なぜなら、最初に記した通り、「すり身にした…」とある通り、すり身には

  • 小麦粉(片栗粉)
  • 醤油

などの調味料が入ることがほとんどです。

基本的に犬で「NG」なのは、味付けするこれらの調味料ではないでしょうか?

わんちゃんに合わせて手作りで火を通すなどして素材のみの味であれば大丈夫なのですが、今回の「カニカマ」はいわゆるお店や工場で作られている「加工品」に当たります。

加工品にはいろんな添加物が入っているでしょう。人間にとってもそうですが、犬にとっても添加物を過剰に摂るのはよろしくないものだと思います。

与える場合は、その部分に留意してわんちゃんにあげてほしいと思います。

注意点

犬の「アレルギー」に注意してください。アレルギー物質を摂取すると誰にでも起こる発作がでます。

アレルギーが出ると

  • 下痢
  • 嘔吐
  • くしゃみ
  • 目の充血
  • 涙目

というような症状がでることがあるので必ず犬の様子を見ることが必要です。

散歩に行くと時々「この子、アレルギーがあるのでおやつをあげないでください」という飼い主さんに出会うことがあります。

犬でもアレルギーがあり、アレルギーがでる素材は犬によって全く異なります。

もちろんカニカマ(に入っている調味料)や魚介類にアレルギーがでなく「OK」な犬もいるかと思います。その時は適度にあげても大丈夫です。

本物そっくり「ほぼカニ」「大人のカニカマ」は?

引用:楽天市場

人間でもこの商品を知っている人は多くないのではないでしょうか。正直、私も初めて知りました。

「ほぼカニ」というだけあって、材料は通常のものより少なそうです。

でも、「そっくり」なだけで、本物ではありません(笑)

少し細かい話をしますが…

加工食品の裏面に書いてある原材料の書き方に順番があるそうです。材料の分量が多い順番から書いてあるということです。知っていましたか?
「ほぼカニ」ついて調べてみると…
順番に「魚肉」「卵白」「でんぷん」「砂糖」「食塩」…とありました。
他にも材料はありますが、最初の5つの項目が一番多い分量と判断できそうです。

「砂糖」「食塩」はまさに、調味料なのでこの分量具合だと犬にとっては、味が濃すぎるでしょう。

「大人のカニカマ」については、「ほぼカニ」同様、私が見る限り「美味しそう!」の一言です!ぜひ試しに食べたいくらいです。

しかし、今回は「わんちゃんが食べていいのか?」ということを忘れてはなりません。

こちらも「OK」とも「NG」とも言えませんが…私個人的な気持ちでは、オススメできません。理由は、後ほど説明したいと思います。

人間の食べ物は犬にとって最大級のご褒美

犬にも好き嫌いはあり食べない物もあったりしますが、自分では食べる物を選べません。カニカマは普段ドッグフードだけを食べている犬にとっては最大級のご褒美だといえます。

与えられた物で美味しかったら、「もっとほしい」と目を輝かせて催促してくるでしょう。可愛い愛犬から催促されたら飼い主さんからすると「ダメ」とは言えない方も多いのではないでしょうか。

そうならないように、最大級のご褒美時に少量だけに留めましょう。

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本物の「生のカニ」は与えてはダメ!


生のカニは「チアミナーゼ」という酵素が入っています。チアミナーゼは犬が摂取するとビタミンを分解する働きをしてしまうため、大量に食べると危険だといえます。

なおかつ、犬にエビやカニなどの甲殻類を与えると消化が悪く、嘔吐や下痢などの症状が出ます。

前記にも記しましたが、甲殻類はアレルギーになりやすい食べ物です。

「アナフィラキシーショック」という発作が起こり重症になって最悪の場合、死に至る可能性もありますので、絶対にあげないでください。

ぜひ、この機会に覚えておいてください。

「生のカニ」よりも、わんちゃんが大好きなおやつをあげてくださいね。

加熱すれば「チアミナーゼ」の影響を受けなくなるようです。
どうしてもカニを与えたい!というのであれば、味付けしていない加熱したカニの身を少量だけに留めておきましょう。
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加工食品は犬にとって塩分が多すぎる

少し難しい話もしたかもしれませんが…加工食品というのは、人間が食べられるように作られています。

人間と犬は体質が違い、消化などにも違いがあるので「絶対にダメ」というわけではありませんが、人間の食べ物をあげることはあまり推奨できないのが現実です。

私が「加工食品をわんちゃんにあげること」をオススメしない理由は、「この食べ物はわんちゃんにとって大丈夫なのか?」という心配があるからです。

今回の「カニカマ」もしかり、加工食品は「味が濃い」印象があります。お酒のおつまみにもなっていますよね。

味が濃いというのは、塩や砂糖などがメジャーです。もうすでに、少しでも入っていたらわんちゃんにとってはアウトと考えても過言ではないと思うのです。

ここまで話すと「加工食品はあげちゃだめなのか!?」と思うかもしれません。
「適度」「たまにのご褒美」に与えるのは「OK」だと言えます。

しつこいかもしれませんが、原材料や量などに気をつけてもらえれば大丈夫でしょう。わんちゃんが美味しいものを食べて健康で元気に飼い主さんと過ごせる事を願っています。

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