トイプードルのアプリコットとレッドの違いって何なの？徹底比較！

トイプードルの中でも1番人気のレッドと、その次に人気だと言われるアプリコット。ペットショップで売られている時は色の違いがハッキリしていて分かりやすいけど、成犬になると「どっち…？」と思う毛色の子も少なくありません。

その毛色は、実はペットショップ・ブリーダーの闇の部分も見え隠れしているんです。今回はその部分についてもチラっとご紹介しています。

またアプリコットとレッドの性格的な違いについても調査して、一覧にしてまとめてあるので気になる方は後半まで進んでみてくださいね！

アプリコットとレッドの違いって何があるの？

トイプードルのアプリコットとレッドは毛色の違いだけではない違いが実はあります。とはいえ、トイプードルの中でも人気がある2色なので個人差がかなり大きいんです。

ここからはアプリコットとレッドの違いについて詳しい違いをご紹介していきます。「どっちの子を飼おうか迷ってる」と思ってる方はじっくり読んで、どちらの毛色が自分の好みか参考にしてみてくださいね。

まず毛色についての違いをご説明します。

アプリコット・レッド共に「黒・白・ブラウン」の基本の3色と言われている毛色をミックスして作られています。そのためアプリコットもレッドも、色の発現にかなり差があるんです。

アプリコット：ホワイトとレッドの中間色。クリーム色よりもやや濃い目

レッドの色：赤みが強い茶色

レッドもそうですが、特にアプリコットは毛色が認定されてから歴史が浅く、成長していくにつれて脱色していく傾向が強いです。とはいえ「これって本当にレッド？」と思うような薄い色の子がレッドで売られている事もあってよっぽど犬に詳しい人じゃないと色の違いは難しいと思います。

この部分がペットショップ・ブリーダーの「闇」なんです。。

ブリーダーさんが「この犬はレッド」と言えば、血統書の上でもペットショップ上の表記でも「レッド」になるんですね。

レッドの方が他の毛色よりも数万円高い事も珍しくないので、曖昧な色の子はレッドとして申請に出すブリーダーは少なくありません。。

怪しいな、と思ったらショップの店員さんに聞いてみると「色が薄くなりやすそうかどうか」血統書を調べてくれる事もあります。

次は毛質について説明していきます。

アプリコット：毛量は普通～やや少なめ。柔らかくて巻きも弱く、毛玉が出来やすい！

レッド：毛量はやや多めで、やや柔らかい。巻きは弱いが、毛玉は出来にくい子が多い。

ここで差が如実に現れています。レッドの方が毛玉は比較的出来にくいんですよ～！もちろん個体差はありますが、アプリコットの方が毛が細くて絡まりやすい印象があります。

トリマー時代にプードルで毛玉が酷かった子はアプリコットやクリームの子が多かったです。

アプリコットとレッドで、性格の違いは何かあるのでしょうか？

アプリコット：やや警戒心が強い。臆病な性格をしている子が多く、大人しい傾向にある。

レッド：警戒心なし。誰でもウェルカム！かわいい私をかわいがって～♡という性格の子が多い。

こうやって比較してみると意外と違いがありますね！

アプリコットも人懐っこいのですが、初対面のうちはドキドキと様子を伺っている事も多いですよ。

レッドはイエーイ！ヒャッホー！です(笑)

では性格や毛質などの他に見た目的に違う部分はあるのでしょうか？

実は骨格や体の大きさが少し違うんです。以下をご覧ください。

アプリコット：細い。足が長い。顔が小さい。

レッド：細いが、骨はしっかり目。足長い。顔はちょうど良い大きさ。

アプリコットの方が華奢な子が多いです。いわゆる「落としたら骨折しそうでちょっと怖い」タイプです。レッドの子も、他の毛色に比べると細いんですがアプリコットの子の方が骨が細目なんです。

ここまで詳しくご説明してきましたが、分かりやすいように一覧にしました。こうやって見ると違いが結構ハッキリしてますね！

	アプリコット	レッド
毛色	ホワイトとレッドの中間色。クリーム色よりもやや濃い目	赤みが強い茶色
毛質	毛量は普通～やや少なめ。柔らかくて巻きも弱く、毛玉が出来やすい！	毛量はやや多めで、やや柔らかい。巻きは弱いが、毛玉は出来にくい子が多い。
性格	やや警戒心が強い。臆病な性格をしている子が多く、大人しい傾向にある。	警戒心なし。誰でもウェルカム！かわいい私をかわいがって～♡という性格の子が多い。
外見	細い。足が長い。顔が小さい。	細いが、骨はしっかり目。足長い。顔はちょうど良い大きさ。