【狂犬病ワクチン】注射嫌いな犬を落ち着かせるポイントとは?!

犬の病院/病気
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注射が怖くて、嫌いな犬を飼っているみなさん!毎年のワクチンと狂犬病接種していますか?

狂犬病は集団接種と動物病院、どちらか選べますが注射嫌いな犬だとどちらも憂鬱ですよね~。。(私だけ?)

そこで、どうすれば少しでも犬の注射嫌いを軽減できるか調べてみました!

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狂犬病のワクチンって何のために打つの?いつ打てばいいの?

狂犬病ワクチンはウイルス性の感染症です。狂犬病ウイルスに感染している動物に噛まれることによってうつってしまう事がほとんどです。

狂犬病は致死率100%で、噛まれることで人にも感染し対応が遅れればほぼ100%死亡してしまう、恐ろしいウイルスなのです。

実際に数年前にも海外で動物に噛まれた方が、日本に帰ってきてから「狂犬病」を発症してしまった事例があります。

打つ周期は大体1年に1回くらいです。愛犬登録をしていると、春頃に役場からハガキが届きます。

大体犬が1歳になる頃から打つのが望ましいと言われているようです。

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狂犬病ワクチンはどこで打てるの?いくらかかる?

 

狂犬病のワクチンは、普通のワクチンとは違って接種する方法が2つあります。

  • 自治体による集団接種
  • 動物病院での接種

どちらも地域によって違いますが、費用は3000円くらいが平均的です。

地域によっては狂犬病ワクチンが無料の所もあるんだとか!義務付けられているんだから、全国無料にしてほしいですよね。

集団接種は、愛犬登録をしていると役場から届くハガキで「○日 場所:〇〇」と接種会場を記載しています。

獣医さんが特定の場所に来てくれてそこで費用とハガキを渡して打ってもらうという流れです。

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注射嫌いな犬はワクチンを打ちに行くとこんな反応をする!

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  • 注射だと気付いたら一切動かなくなる
  • 歯をむき出しにして怒る
  • ソワソワして落ち着かなくなる
  • ビクビクと怯えている
  • 吠える
  • 耳を後ろに傾かせる

注射が嫌いな子はこんな反応が見られます。

実は集団接種だと獣医学部の生徒がアルバイトで行うことがあるんです。アルバイトということは、打つ側もドキドキしながら打っていると考えられます。

犬は感が鋭いので、ドキドキしている人を察知してつられてドキドキしている事もあります。普段よりも注射を打つ時にソワソワしていたら「打つ方も緊張しているのかな?」と思ってもいいかもしれません。

さらに集団接種では多くの犬が集まります。わんちゃんの中には他の犬を見て興奮する子もいれば、注射に怯える子、怒る子、色々います。

その中で平静を保つのは難しいので、普段よりもソワソワしたり、様子がおかしいかも。。そこは人間のお子さんと同じですね。

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注射嫌いな犬を少しでもおびえさせない対策方法とは?

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注射嫌いな子は「慣れる」「やらないといけないと理解する」ことが一番の近道です。そのためには

  • 他の犬と交流を持つようにする
  • 飼い主の気持ちをしっかり保つ
  • 注射したあとは必ずご褒美をあげる

この3つの点を頭に入れておきましょう。

他の犬と交流を持つようにする

まず1つ目は他の犬と交流を持つようにすることです。

注射を打ちにいく時は集団接種にせよ、動物病院にせよ、必ず他の犬と関わる時間ができます。

そのため、他のわんちゃんとの交流を積極的に飼い主さんがさせてあげるのも一つのポイントです。

他の犬との交流がうまくできるようになれば、注射を待っている時に興奮しすぎる事はないですし、逆に「仲間がいる」とリラックスできる場合もあります。

飼い主の気持ちをしっかり保つ

重要なのは「飼い主が気持ちをしっかり持つこと」です。

あるご家庭では、お母さまが連れていく時とお父さまが連れていく時の犬の様子が違ったそうです。

お母さまが連れて行った時→注射する時、お母さまが押さえてたら噛みついて逃げた。

お父さまが連れて行った時→お父さまが怖いのもあり、押さえつけなくてもじっと大人しく注射されていた。

上記でも挙げていますが、飼い主さんがドキドキソワソワしていると犬も同じように落ち着かなくなります。

気持ちを強く持って注射に挑みましょう!

注射したあとは必ずご褒美をあげる

これは、犬が小さい頃からやってあげると良い方法です。

注射した後は「特別なご褒美がもらえる」と学習させてあげる事が注射に慣れるためには最適です。

注射した後はすぐに散歩などの楽しい運動はできないので、食べ物をあげるのが一番良いでしょう。

注射し終わったらすぐにあげる方が効果が高いので、注射が終わって診察室を出たら一杯褒めて、おやつを渡してあげるとすぐに覚えると考えられます。

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性格が頑固な子は獣医さんに相談する

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「絶対イヤだ!」と思ったが、頑として譲らない性格が強い子(思い込みが強い子)は無理に注射するとストレスで具合が悪くなることがあります。

ストレスを感じると、注射の副作用が酷く出たりする場合もあるのであまりにも反応が酷い場合はかかりつけの獣医さんにご相談した方が良いです。

副作用が酷い子などは、狂犬病を打たなくても良いという証明を獣医さんにしてもらえば免除できます。相談して見ると良いでしょう。
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注射嫌いな子に飼い主ができること

 

怯えて後ずさりする子や、小型犬は抱っこしてあげると安心します。獣医さんも慣れたもので、抱っこしててもサっと注射してくれる事が多いです。

集団接種が良いか、動物病院が良いかは犬の性格によって違うので日ごろから「どっちがいいかな?」と観察してみましょう。

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