犬が雷でパニックを起こす理由は?!原因はコレだった!

犬の習性

 

犬が雷の音を聞いてパニックを起こす理由をご存知ですか?

犬によって、音に対しての反応は様々です。

音を聞いてあまりにも酷いパニックを起こす場合は「〇〇〇〇〇」かもしれません!

一般的に音にパニックを起こしやすい犬の理由と、「〇〇〇〇〇」についてご紹介していきます!

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犬が大きい音に怖がるのはどうして?

日本ではさまざまな場所で季節の風物詩として行事でお祭りや花火大会があります。天気が悪くなって大きな雨音・雷雨までひどくなることも時々ありますよね。

住宅街であれば、新築工事なども大きい音として挙げられるでしょう。

その時、わんちゃんはどのような様子を見せていますか?

  • 体がブルブル震えている
  • (犬種にもよりますが)尻尾がお腹に付くぐらいになっている
  • うろうろしている
  • 体がかたまっている
  • 目がウルウルしている

これは、まさにわんちゃんが怖がっている証拠だと思います。

 

 

では、なぜ怖がるのでしょうか?

わんちゃんの気持ちを想像してみてください。

ぎゃー!あの音は何!?何が起こっているの??どうなっているの!?

と今まで聞いた事がない音にびっくりしているのかもしれませんね。

 

確かに、人も大きな音がするとびっくりしますが、今までの人生経験の中で「何の音?」というのは想像がつきますし気になったらすぐに確認もできます。

ですが犬はできません。人間の家具や道具が発した音がなんだかわからないのです。

ただただ、怖がってジッとして音が止むのを待つことしかできないでしょう。

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パニックになりやすい犬はある共通点があった

こんなに怖がっているのはうちの犬だけ??

いえ、他にもこのように怖がるわんちゃんたちの話はよく耳にします。

私の周りでは、「雷がなるとカチンコチンに体がかたまる」ということも聞きました。

では、そんなわんちゃんたちにどのような共通点があるのか探ってみましょう。

 

①大きな音や騒音に敏感

やはり、1番は音に「敏感」なところだと思います。

犬は人間よりも、嗅覚だけでなく聴覚に優れていると言われています。そのため大きな音が聞こえると人間よりも大きく聞こえ、大変驚くようです。

特に音に敏感な犬もいるので、そのタイプの犬は他の犬よりも余計音に敏感になる傾向があります。

 

②不安やストレス

その次は、まだ環境に慣れていないなどの不安やストレスです。

発する音自体に慣れていないと、慣れるまでパニックを起こすことがあります。

慣れすぎても困ることもあるかもしれませんが、慣れの度合いで驚きやパニックの度合いも違ってくると考えられます。

 

③過去に怖かった経験(トラウマ)がある

人間にもありうることで、人にも犬にも「記憶」というのがあります。

怖かった経験ほど忘れられません。音ともにその記憶がフラッシュバックされ、パニックになりやすいこともあるかと思います。

この経験をしている犬は意外と多く、「この音を聞くと怖いことが起こる!」と感じてビクッと固まってしまう子も。大丈夫だ、と自分で気付くまでは敏感に反応してしまうでしょう。

 

いかがでしょうか。あなたのわんちゃんは当てはまるものがありましたか?

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あまりにも酷い場合は「音響シャイ」かも

前の項目で「共通点」は3つほど挙げましたが、「3つとも当てはまる!」というわんちゃんがいるかもしれません。

飼い主さんから見ると「かなりの怖がり」だと感じることが多いのではないかと思います。

 

実は専門的になりますが、音に敏感で怖がってしまう子を指して「音響シャイ」という言葉があります。「音響」は音に関連するすべてのことを指します。

 

「シャイ」というのは、英語で「SHY」と書きます。

辞書で調べると最初に出てくるのは、

 

  • 恥ずかしがりの
  • 内気な

 

となっています。ここまではみなさんなんとなく知っている方も多いかと思います。

実は、まだ意味があります。

 

  • 用心深くて…
  • 物に驚きやすい
  • びくびくした

 

意味を調べると、先ほどの「共通点」の要因にもつながるのではないでしょうか。

 

言葉で言い表すと、「なんだ、このくらい…」と思う人もいるかもしれません。しかし犬にとっては、最上級の恐怖感を味わってしまっていると共感してあげてください。

今一度、わんちゃんの様子を観察し、「共通点」に当てはまれば「音響シャイ」を疑ってみるのも解決のきっかけになるかもしれません。

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苦手な音は犬にもストレス!音を聞かせる状況下に置かないように心がけよう

犬には特定の苦手な音や怖い音があります。その音を聞くと、ビクビクして不安でいっぱいになってしまうのです。

飼い主さんは、そういう音をできるだけ身近から消してあげる努力をしてあげてください。

 

お住まいの環境(大きなトラックが通る音、電車の音、他の騒音など)や、わんちゃんが過ごしている場所もそれぞれだと思います。テレビの音や人がしゃべっている声が聞こえる程度であれば、問題ないとは思いますが、いつどんな音がするかわかりません。

 

しかし、近くで工事が始まるなど予測できるものは対策できることはあります。

 

  • 窓を閉めて外からの音を遮断する
  • 留守の際は高い位置に上から落ちてきそうな物があれば安全な場所に置いておく
  • 犬が苦手な音がしても、飼い主さんはあたふたせずにいつも通りに過ごす

 

私の経験談ですが、留守中に雷雨があり洗濯機の上においていた物が落ちて愛犬が怖がっていたことがありました。それからは落ちるような物は頭より上に置かないようにしました。

みなさんにも、在宅中や留守中でも危険のないように安全・安心してわんちゃんと一緒に過ごせるようにと願います。

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