犬のおやつにきゅうりをいっぱいあげても大丈夫?注意点あり!

食べ物

サラダに使われる食材としても大人気のきゅうりですが、水分がたっぷり含まれている事もあり特に暑い季節にはもってこいのお野菜だと感じます。

もしかすると、夏の散歩から帰った後などに冷やしきゅうりを食べさせてもらった事などがきっかけで、きゅうり好きになったと言う犬もいるかも知れません。

しかし、ドッグフード以外のものはあまり与えないと言う飼い主さんの場合には、

「犬にきゅうりを与えても大丈夫なのか?」と心配になる方もいらっしゃると思います。

そこで、きゅうりは犬に与えても大丈夫な野菜なのかを調べてみました。

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犬はきゅうりを食べても大丈夫なの?

その殆どが水分などと言われる事もあるきゅうりですが、実際の成分にはどのようなものが含まれているのでしょうか。

きゅうりの場合は95%が水分で、他には

  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • モリブデン

などが挙げられます。

犬に有害とされる成分は含まれていませんので食べさせても大丈夫です。

きゅうりは「世界一栄養がない野菜」と言われてはいますが、ビタミンKは骨の形成に必要とされるビタミンで骨粗鬆症の予防にも有効とされています。

きゅうりはダイエットに最適説

実はきゅうりは「ダイエットに最適」だという話が最近話題になっています。

1本あたり約14kcalというようにカロリーも低いのも理由の1つですが、

それだけではなく

脂肪を分解してくれる働きのあるホスホリパーゼと言う酵素も含まれていることでダイエット効果が期待できると言われるようになりました。

高齢犬や肥満傾向にある犬には、むしろおすすめの野菜であると思います。

1日にきゅうりを食べてもいい量は?!

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きゅうりをあげる時の注意点

きゅうりは「犬が食べてもバッチリOK!」と分かって頂けたかと思いますが、実はあげる際にはいくつかの注意点が必要になります。

実際にどれくらいまでならあげてもOKかというと、それは別記事参照です!

犬が食べても問題ないきゅうりですが、「注意点を守らなかったせいで、逆に…」なんて事態になることもあるのでしっかり確認してみてくださいね。

のどにつまらない大きさにカット

犬は基本的に食べ物を食べる時は「丸吞み」です。

きゅうり1本を丸のみはしないかもしれませんが、3分の1くらいのサイズだとガブっと丸のみする可能性は多いに考えられます。

喉につまるのを防ぐためにも程よい大きさにカットして与えるようにしましょう。

味付けはしないでそのままあげる

人間の場合は、ドレッシングやマヨネーズ、味噌などをつけて食べると美味しいきゅうり。

犬に与える時には、そのような味付けは一切していないものを食べさせるようにします。

普段ドッグフードを食べている犬にとっては不必要なもの(調味料など)をあえて付けてから与える必要はありません。そのままのきゅうりでも「ごちそう♡」になります。

「何もつけないと、きゅうりを食べない…」という犬は

  • 味付きの食べ物に慣れてしまってきゅうり単体で食べない
  • そもそもきゅうり自体がニガテ
  • アレルギーがあって、何となく「食べたらマズイ」と思っている

ということも考えられるので無理に食べさせないようにしましょう。

体を冷やす効果があるので冬場は気を付ける

体温調節が苦手な生き物である犬にとって、きゅうりが持つ体を冷やす効果は冬場は特に気を付ける必要があります。

暑い季節には熱中症にもある程度効果がありますが、冬場にきゅうりを与えすぎて「体温が低くなりすぎてしまう」のはかなり危険です。

寒い時期には、くれぐれも与え過ぎないようにしましょう。

無理に与えない

初めてきゅうりを食べた時などに食べずに口から出してしまう事もあるかと思います。

理由は上記に書いてある通り、

  • きゅうりが嫌い
  • アレルギーなどで本能的に食べたらマズイと感じている

という可能性も。

必ず与えなければならない食材ではないので、犬が食べない場合には無理強いをしないようにします。

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きゅうりの他にも生でオススメできる野菜は?

きゅうりの他にもオススメできる野菜といえば

  • さつまいも
  • ブロッコリー
  • にんじん
  • キャベツ

などが挙げられますが、その中でも私はキャベツをオススメします。

キャベツにはたくさんのビタミン類とミネラル類が含まれています。食物繊維も豊富なので犬の腸内環境を整える効果も期待できます。

キャベツに含まれているビタミンCとビタミンUについては熱に弱い性質を持っているため、これらの栄養素を摂取したいのであれば生のまま食べさせてあげる事もオススメです。

★ビタミンCは強い抗酸化作用により免疫力のアップや老化防止にも役立つ成分である。
★ビタミンUは胃粘膜の修復を助ける作用などにより胃腸を保護してくれる働きがある。
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健康を保つためにもたまには生のビタミンも与えよう!

キャベツには、胃粘膜の修復を助ける作用などにより胃腸を保護してくれる働きがあるビタミンUが含まれているとご紹介しましたが、ビタミンUと同様ビタミンCも熱に弱い性質があるため摂取したい場合には生のキャベツを摂る必要があります。

今まで犬は「ビタミンCを体内で生成する事が出来るので食べ物などから摂取しなくても大丈夫」と言われてきました。

しかし最近では、「それだけでは健康の上で必要とされるビタミン量を満たす事は出来ない」と言う説もあるようです。

さらにビタミンCは、病気やストレスなど様々な要因で欠乏する事もあります。特に老犬の場合にはさらに必要になると言われています。

なので愛犬の健康を考えるとたまには生野菜などから体に良い成分を摂らせてあげるのも良いかと思います。

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