犬がブロッコリーを食べていい量は?アレルギーや下痢の心配と腎臓への負担は

食べ物

ブロッコリーはアブラナ科のアブラナ属の緑黄色野菜です。

見た目はカリフラワーに似てますが、カリフラワーは同じアブラナ科でも淡色野菜に分類されています。

 

どちらもサラダやシチューに入れると美味しく、料理していると愛犬がブロッコリーを欲しがることも、

 

そこで気になる、

  • 犬にブロッコリーを与えるのはOK?
  • 犬がブロッコリーを食べていい量は?
  • アレルギーなどの心配

について紹介します。

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犬はブロッコリーを食べていい!良い効果とは

 

ブロッコリーはからだにいいと聞きますが犬にはどんなメリットがあるのか気になりますよね。

 

実はブロッコリーには犬の健康に役立つ栄養素がたくさん含まれています。

では、どんな効果があるのでしょうか?

紹介したいと思います。

 

ブロッコリーには葉酸が含まれている!

 

葉酸って聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

妊婦さんが積極的に摂りたい栄養素として有名ですよね。

 

ブロッコリーにも葉酸が含まれています。

葉酸は赤ちゃんの神経障害のリスクを軽減してくれる効果があるので、妊娠中の犬にとってもかかせない栄養素なのです。

 

葉酸はからだの発育にはかかせないビタミンです。

 

ブロッコリーのビタミンCでコラーゲン作成!

 

ブロッコリーにはビタミンCも含まれています。

ビタミンCはコラーゲンを作るのにとても大切な栄養素です。

 

ビタミンCを犬が摂取することで

  • 骨や歯を正常に保つ
  • 日焼けを防ぐ
  • ストレスの抑制
  • かぜやガンを予防

などの効果が期待できます。

 

もし犬のからだにビタミンCが不足すると犬がイライラしやすくなったり、貧血や血がなかなか止まらなくなる壊血病になるリスクがあります。

 

犬にも積極的に摂取させたい栄養素ですね。

 

ブロッコリーには代謝UPにいいカリウムが!

 

ブロッコリーにはカリウムも含まれています。

 

カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制します。

カリウムが尿中への排泄を促進するため血圧を下げる効果があります。

 

そのため代謝UPにも役立ち、生きていく上では欠かすことのできない大事な栄養素といえます。

 

食物繊維で腸を整える

 

ブロッコリーには食物繊維も含まれています。

食物繊維は犬の腸内環境を整えてくれる栄養素です。

また定期的にとることによって大腸ガンの予防にもなるのです。

 

とはいえ、犬は食物繊維を消化する力が人間よりも弱いもの。

摂りすぎると逆に下痢や嘔吐など、体調を崩してしまうので与えすぎに注意してくださいね。

 

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犬がブロッコリーを食べる時の注意点

 

ブロッコリーは犬の健康にとても役立つことがわかりましたが犬に与えるときには、注意してほしいことがあります。

 

どんなことに注意すればいいの?と気になる方もいると思うので紹介したいと思います。

 

ブロッコリーの与え方に注意

 

ブロッコリーは生ではなく、茹でてから犬に与えるようにしましょう。

また、与えるときは食べやすい大きさにカットしてあげてくださいね。

 

犬は丸呑みしてしまうので、大きいままのブロッコリーを与えてしまうと喉をつまらせる可能性があるので注意が必要です。

与え方としては、小さくカットしたブロッコリーをドッグフードにトッピングしてあげるといいですね。

 

またスープに入れてあげると消化にもよく、犬も食べやすいでしょう。

 

犬がブロッコリーを食べれる量に注意

 

犬のからだにいいブロッコリーですが、与えすぎは禁物です。

 

これは他の野菜でもそうですが、与えすぎると

  • 食物繊維を吸収できず下痢・嘔吐
  • 不必要な栄養分を吸収してしまう
  • 全体のカロリーが足りなくなる

などの理由から体調を崩してしまうことも。

 

 

目安として与える量は食事全体の20%までにとどめておきましょう。

 

生のブロッコリーは要注意!

 

犬は消化が苦手な動物なので生のブロッコリーだと消化しにくくなります。

なので犬に与えるときは茹でたブロッコリーを与えるようにしましょう。

 

特に茎などの固い部分は食物繊維が多く、消化がしにくい部分となります。

よく火を通すと食物繊維がほどよく柔らかくなり犬の胃腸の負担は軽くなるので柔らかくなるまで煮込んであげてくださいね。

 

消化ができないと、犬は便秘や下痢になってまうのでご注意ください。

 

犬がブロッコリーでアレルギー?腎臓

 

ブロッコリーでアレルギーが出ることも

 

ブロッコリーは野菜なので、アレルギーというイメージは少ないかもしれません。

 

ですが実は意外とあるのが「ブロッコリーアレルギー」

ブロッコリーはアブラナ科の緑黄色野菜なので、菜の花などと同じ分類になります。

 

犬がブロッコリーを食べてから

  • 急に大人しくなった
  • 喉・口腔内を痒がる
  • ぐったりする
  • お腹など痛い素振りをする

という症状が出たら要注意です。

 

アレルギー症状は犬によって様々ですが、繰り返し与えることで症状が重くなることもあります。

特に「初めてブロッコリーを食べさせる」という時は様子を見てあげてくださいね。

 

ブロッコリーを食べて下痢をする?

 

ブロッコリーは意外と食物繊維が多い食べ物です。

 

そのため体に対して量を多くあげてしまうと下痢になってしまうことも。

 

前述した通り

  • アレルギー
  • 生で与える

といったことで、食物繊維を消化できずに胃腸の調子を崩してしまうこともあります。

下痢になってしまった時は量や与え方を調節してみたり、与えないようにした方が無難かと思います。

 

腎臓の疾病がある場合のブロッコリーの与え方

 

腎臓病など、犬が疾病を持っている場合はブロッコリーの与え方は注意した方が良さそうです。

 

ブロッコリーにはカリウムが含まれているので、腎機能が落ちている場合は負荷がかかってしまいます。

 

この辺りはかかりつけの獣医さんと相談した方がいいのですが、

  • 茹でこぼしをする
  • 茎は与えない

といったことでカリウムの量を減らすことができるようです。

 

その分栄養素はやや落ちてしまいますが、愛犬の体の健康維持のためにはきちんと与え方を把握して対処してあげることをオススメします。

 

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犬もブロッコリーでからだに健康を

 

  • ブロッコリーの良い成分
  • 与え方
  • 注意点

などをお伝えしてきました。

 

ブロッコリーは犬の健康をサポートをしてくれるとても健康にいい食材です。

 

ブロッコリーにはたくさんの栄養素が含まれているので、犬の腸内環境を整えたり、代謝UPをしてくれたりとメリットがたくさんあります。

 

健康にいい食材ですが、ブロッコリーには食物繊維も豊富に含まれているので与えすぎると便秘や下痢になるので健康的な愛犬の場合でも注意はしてくださいね。

 

犬に与えるときは生ではなく、茹でたものを与えるようにしましょう。

与え方や量を守ればブロッコリーは犬の健康に役立ちますよ。

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