もうそろそろ春が近づいてきましたね。
春といえばお花見!
春の風物詩である桜を見に出かける方も多いのではないでしょうか?
愛犬の散歩中にサクラがヒラヒラ舞う光景を見ることもありますよね。
そんなヒラヒラ舞ったサクラをくんくんして犬も春の訪れを感じるかもしれませんね!
我が家の愛犬もサクラ道を歩くと尻尾をフリフリして毎年喜んでいます。
早く、早く!と言わんばかりにリードを引っ張られます!
犬が桜の花びらを食べてしまった!大丈夫?
3~4月になるとサクラがあちこちに咲いていてサクラ道を犬と散歩するのを楽しみにされている飼い主さんもいますよね。
「くんくん」するだけならいいですが、サクラのいい匂いにつられてそのまま「むしゃむしゃ」と食べてしまう犬もいるかもしれませんね。
愛犬がサクラを食べてしまった経験がある人もいるでしょう。
犬はなんでも口に入れてしまうので心配ですよね。
実際に調査したところ、桜の花びらには毒はないようです。
桜の木からヒラヒラおちてきた花びらを犬がパクっと食べても基本的には気にしなくてOKということですね!
桜の葉や実には毒があった?!
とても綺麗で、犬や人を楽しませてくれる桜ですが、葉や実は犬が食べてしまうと危険です。
サクラの花びらには毒はないとされていますが、葉や実には犬や人に有毒だとされる物質が入っています。
それは「アミグダリン」というものです。
このアミグダリン自体には毒性はないものの犬や人のからだに入ると酸素によって分解されるため、毒を発生させてしまうのだそうです。
なので、犬が花びらを食べることを習慣化してしまって誤って葉や実を食べてしまってはいけないので普段から「サクラは見て楽しむものだよ」と教えてあげましょう。
犬は頭がいいので飼い主さんがしっかり教えてあげると「これは食べては行けないんだな。」とわかってくれます!
葉っぱや実を食べてしまった時の対処は?
もちろん犬や人を楽しませてくれるサクラですが実はとっても怖いんですね。
葉っぱや実をや食べてしまってからでは「どうしたらいいの?」と焦ってしまう飼い主さんもいるかもしれません。
本当に犬って知らない間に「何食べてるの!?」とこちらがびっくりしてしまうことがあります。
もし愛犬がサクラの葉っぱや実を食べすぎた場合、以下のような中毒症状がでることがあります。
- 頻脈
- 痙攣
- 嘔吐
- フラフラする
などです。
中毒症状が出てひどい場合は死に至るケースもあるのです。
このような症状がでている場合は急いで病院に行き「桜の実・葉っぱを食べた」と伝えましょう。
少量食べた場合であればそこまで心配する必要はないと思いますが、体の小さい犬などは数時間は目を離さないように様子を見ていた方が良いでしょう。
桜の木をくわえてオモチャにしても大丈夫?
犬が桜をくわえて走り回ったり、オモチャにして遊んでいたりってなんだか想像がつきますよね。
そんな姿を見てると「可愛いな〜」と思うんですけどサクラってくわえても大丈夫なのでしょうか?
注意したい点を2つ紹介したいと思います。
丸のみ、かじって飲み込むと危険な場合も
犬は消化をするのが苦手な動物なので丸呑みをしたりかじって飲み込んでしまうと消化不良になってしまうことがあります。
消化不良になると便秘や下痢になり犬が体調を崩してしまいます。
また丸呑みをして喉を詰めたりしても危険ですよね。
尖った部分を飲み込んで、口の中や胃腸を傷つけ血便が出てしまったりと軽視できないこともあります。
かじる癖がある犬には木の枝を与えるのはやめましょう。
実や葉がついている木の枝は渡さない
先述したように、サクラの葉や実は体内で毒性のある物質に変わるので、愛犬にとってとても危険なのです。
もし葉や実がついているサクラで遊んで、「食べちゃった!!」なんてことになったら大変です!
そんなことにならない為にも、サクラの葉や実がついたものは普段から愛犬には渡さないようにしましょう。
愛犬の拾い食いには気を付けて花見をしよう
犬は臭覚がすぐれているので、興味を持ったものはなんでも口に入れてしまいます。
まるで人間の赤ちゃんと一緒ですね!
我が家の犬も興味を持ったものはすぐ口に入れてしまってこちらがいつも慌ててしまいます。
犬は道端にあるものを拾い食いしてしまうことがありますが、落ちているものには犬の健康によくないものがたくさんあります。
もし、変な物を食べてしまったら犬も可哀想だし飼い主さんも困りますよね。
なので、犬が拾い食いしないように普段からしっかりとしつけをしておくことが大切です。
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