ダックスフンドは胴長短足のルックスが可愛くて人気の犬種ですよね。
しかしこの胴長の体型ゆえに腰に負担がかかりやすいのです。
ダックスフンドは「ヘルニア」になりやすい!ということをご存知の飼い主さんも多いかと思います。
ダックスフンドの椎間板ヘルニアの症状はどういったものがあるのか紹介したいと思います。
椎間板ヘルニアの症状とは
ダックスフンドに1番多く見られる病気が椎間板ヘルニアです。
人間もヘルニアになりますよね。
ヘルニアになったことがある人もいるのではないでしょうか?
ヘルニアといえば、腰に激痛が走るというイメージがあるのですが、ダックスフンドの椎間板ヘルニアの症状にはどんなものがあるのでしょうか?
グレード1:体を触る・抱っこすると痛がる
背中から痛みが来ている場合、背中を丸めることが多く、今まで抱っこや触られるのが好きだった愛犬が、触られると痛がります。
患部(首や背中)を触られるのを嫌がるので、手を近づけた時に「緊張」する仕草を見せたり「キャンッ」といたがったら要注意です。
グレード2:急に歩き方がおかしくなる
首に痛みが有る場合、前脚、後脚ともに障害が現れるので歩くのが難しくなったり、フラフラ歩きます。
足が麻痺しているので足が変な方向を向いて歩いていても気にしていなかったりします。
グレード3:立ち上がることができない
完全麻痺している状態になると、後脚も全く動かず立ち上がることが出来なくなります。
犬自身も立ち上がろうとしても、腰がストンと落ちてしまっていたりするので「明らかにおかしい」状態になります。
グレード4:排泄のコントロールができなくなった
感覚はありますが後脚が全く動かず麻痺している状態になるため排泄が自力でできなくなります。
ダラダラ排尿してしまったり、気付かないうちに排便していたりします。
グレード5:下半身の感覚がなくなる
下半身は麻痺し、足を触ったり強くつまんでも痛みが感じなくなります。
急にこの段階までいく場合もあり、早急な治療(外科治療)が必要になります。
この状態で放置したまま48時間経過してしまうと脊髄が壊死してしまうためです。
壊死してしまうとどの後の回復は見込めず、歩行困難・排泄障害が起こってしまうのです。
椎間板ヘルニアの治療法とは?
歩行困難や生活する上での障害にもなりかねない椎間板ヘルニア。
安易な判断をすると、愛犬の症状が急速に悪化する場合もあるので、異常を感じた場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。
病院ではどんな治療方法があるのでしょうか?
投薬治療
犬の症状が軽い場合は、炎症や痛みを抑える薬での投薬治療が可能です。
椎間板ヘルニアといっても上記の通りグレードは様々です。
数日安静にしていて、痛みが治まれば今まで通りの生活で大丈夫ということも多いですよ!
とはいえ痛みがあると食欲が落ちたり、ぐったりしてしまうのでそれを和らげる薬で様子見するお医者様は多いです。
外科治療
症状が重く、足が動かなかったり完全麻痺しているのであれば、手術が必要になります。
後脚で経つことが出来ない場合はその圧迫している箇所を取り除く、という手術になります。
また投薬治療ではなかなか改善できず、普段の生活に支障をきたしている場合も手術が必要になります。
深部感覚がない場合は緊急手術が行われます。
なぜなら48時間以上経過してしまうと、脊髄が壊死してしまうので、治療の見込みがなくなるためです。
ダックスフンドが椎間板ヘルニアになった場合の安静期間
椎間板ヘルニアの発生後1週間は急性期といいます。
この期間はケージレストといって、食事やトイレ以外は極力歩かせてはいけません。
ここで安静にしていないと、患部が広がり悪化してしまうので、絶対安静にする必要があります。
なので最低でもこの期間はケージに入れて安静にさせておくようにしましょう。
ダックスフンドは椎間板ヘルニアになりやすい犬種!予防していこう
ダックスフンドは短足胴長なので、普段から腰に負担がかかりやすい犬種です。
なので椎間板ヘルニアの発症リスクも他の犬種よりも高いです。
症状としては
- 立つことができない
- 歩き方がおかしい
- からだのどこかを痛がる
- 抱っこを拒む
- 排泄がうまくできない
などが挙げられます。
これらの症状が出た場合は、できるだけ直ぐに病院へ行くようにしましょう。
普段から
- フローリングにはマットをひく
- 階段の昇り降りはさせない
- 足を踏み外しやすい場所は避ける
- 腰に負担がかかる体勢にはしない
- 適度な運動をする
- 肥満にならないように食事管理をしっかりする
などの予防をしておく必要があります。
フローリングはペットショップやホームセンターでマットが販売されていますし、赤ちゃんに使うジョイントマットでもいいですね。
普通のフローリングだと爪で滑ったりするのでマットをしておいた方が安全です。
また、散歩中でもできるだけ階段があるルートは避けるか、階段だけ抱っこしてあげるといいですね。
ダックスは椎間板ヘルニアになりやすいので普段からの予防が大切ですね。
愛犬が苦しむ姿はどの飼い主さんも見たくないですよね。
普段から予防して愛犬と健康に楽しく生活したいですね。
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