最近では犬に服を着させるのが当然!とばかりに、服を着ている犬が増えました。でも犬が服を着ている必要性は何なのでしょうか?
今回は犬が服を着る必要性と、私がそこから感じた「アリorナシ」の考えを発表していきます!
犬に服を着させる理由とは?
今は犬の洋服がいっぱいありますよね。サイズもたくさんあります。
どうして服を着させるのか、理由と共にアリかナシか考えてみましょう。
犬に服を着させる理由①「防寒対策」
犬に服を着せる理由の一つとして「防寒対策」というものが挙げられます。
「犬は寒さに強く、暑さに弱い」といわれています。しかし今の犬は色々な国が原産地になっており日本の気象に合わない犬も多く存在するのです。
まず、犬に服を着させる日本では四季があります。春夏秋冬と人間もそれによって衣替えなどして温度調節しますよね。
寒さに弱い犬は冬の気温が苦手なので少しでも暖かくしてあげる必要があります。
そのため、防寒対策のために犬に服を着させるのであれば
- 暖かい素材の服
- 防風・防雨素材
の物を選びます。
普段、室内を暖かくしているおうちは室内で服を着ることは少ないと思いますが、寒い外へのお出かけの時はお洋服を着させている、という方も多いようです。
犬に服を着させる理由②「抜け毛防止」
犬に服を着させる2番目の理由は抜け毛防止のためです。
近年では犬を連れてけるカフェやお店が今大変増えてます。そのような場所は、毛が多く抜ける犬は「洋服を着させてください」と張り紙がしてあることがあるのです。
大型ショッピングセンターなどでは犬を連れていける空間もありますが、そこでは犬アレルギーの人もいらっしゃいます。抜け毛は犬アレルギーの人からするとアレルゲンなので出来れば少なくしてほしいもの。
犬に洋服を着させることで少しでも抜け毛を減らす事ができれば、お互い気持ちよく過ごすことができます。
これは飼い主さんのマナーのひとつとも言えるかもしれませんね。
犬に洋服を着させる理由③「術後服」
犬が手術や手術後に薬を塗ったりした時に、傷口を舐めないようにエリザベスカラーを首につけるのは分かって頂けるかと思います。
しかしエリザベスカラーはわんちゃんの首回りがこすれたり、ストレスになってしまうことが少なくありません。
エリザベスカラーをしても届いてしまう場所もあります。(後ろ足とか)
そこで、エリザベスカラーの代わりに術後服として傷口を舐めないように傷口の上が隠れるように着させる洋服があるんです。
締めつけるわけでもなく犬にストレスを与えないように工夫されているので、病院でもおすすめされる場合があるんですよ。
犬に洋服を着させる理由④「病気やケガ防止」
意外かもしれませんが、犬が散歩や運動中にケガを予防するために服を着させる場合もあります。
木の枝や金網に引っかかったり、思いっきり走ったことで足を擦ったりとする事を防ぎます。
また、ノミダニなどの寄生虫もある程度防ぐことができるので山を散歩する時は特殊素材の服を着させることもおすすめです。
また花粉症の犬は花粉が飛んでる時期のお散歩が辛いですが、洋服を着てれば家に入る前にその洋服についた花粉を家の外で落とせば家の中に花粉を持ち込むことが防げます。
犬に服を着させるのはアリorナシ?
私は犬に服を着させるのは「アリ!」だと思います。
もちろん、オシャレ目的だけに着させている場合もありますが犬の様子を見ていれば自ずとアリかナシか判断できると思います。
当然ですが服を着させるデメリットもあります。
服に慣れていない犬は余計な負担やストレスがかかってしまうのです。また、服を着る事で体が擦れて毛玉もできやすくなるんですよ。蒸れると皮膚病にもなりやすいですし。。
と、犬のことを考えれば賛否両論だとは思います。
ですがケガを防いだり、寒さから守ってあげたりと「犬の生活を改善させる」ためであれば服を着させるのも良いのではないかと感じました。
犬も飼い主も楽しく過ごせる環境を作れるよう努力していきましょう。
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