犬の爪を切る頻度はどれくらい?「爪を切っておけばよかった」と後悔した出来事とは

トリミング
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犬の爪切りってどれくらいの頻度でやってますか?「そろそろ長くなってきたな~」と思うようになってから?でもそれってどこを基準にしてるんでしょう??

というわけで、爪切りの頻度をまとめました。大事大事~!

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犬の爪切りはどれくらいの頻度でやった方がいいの?▼

爪切りをする頻度は、「室内犬」「室外犬」「お散歩を良くする子」「運動を良くする子」によって変わります。

間違えるとケガの原因になるので、ちゃんと確認してくださいね。また獣医さんによっては違う意見を言う方もいます。(実際に、ここの獣医で頻度はこれくらいって言われたけど、こっちではこうだった…という経験アリ。)

トリミングサロンに来たわんちゃんは、基本的には血管ギリギリまで爪切りをします。ご自分のわんちゃんの生活スタイルや様子を見て飼い主さんが判断してあげてくださいね。

完全室内犬

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完全室内犬の子の場合は2週間に1回を目安に「爪が伸びていないか」確認してください。

フローリングのおうちは特に分かりやすいのですが、歩くときにフローリングに爪がカチャカチャ当たっていたら切りましょう。

フローリングは滑るので、爪が伸びていると肉球がしっかり床につかなくて滑りやすくなります。

そのため

  • 膝蓋腱脱臼
  • ヘルニア
  • 転倒
  • 足の変形

といった危険性,可能性があります。

また爪が長いとクッションや毛足の長いカーペットに爪が引っかかって折れてしまう…という危険性も。

お散歩にあまり行かない子は爪が削れず、伸びやすいので確認してください。

完全室外犬

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完全室外犬の子は最近少なくなりましたが、「どのような状態で飼われているのか」によって変わります。

  • 犬小屋にチェーンで繋がれて、一定の場所しか動けない子→1か月に1回
  • 広い庭をフリーダムに走って遊べる子→1~2か月に1回

これくらいが目安だと思います。

あと「外にいるから爪が削れてる~」と思っても狼爪(ロウソウ/犬の親指に当たる所)は伸びていることが多いのでしっかり確認してください。

狼爪は地面につかない場所についているので自力で削れません。

狼爪が伸びて肉球に突き刺さって病院に駆け込んでくる…というのはかなり多いですよ。

お散歩をよくする子

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お散歩をよくする子、距離を長く歩く子は室内犬であっても1~2か月に1度で大丈夫です。

特に体重が重めの子は自重で爪が削れるのでほぼ伸びません。

体重が軽いプードルやチワワなどは多少伸びてしまいますが、お散歩を全くしない子よりは爪が伸びにくいです。

運動を良くする子

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運動をよくする子=お散歩をよくする子ではありません。

運動をよくする子は外でフリスビー、アジリティ、芝生(ドッグラン)でフリーで走り回る子のこと。

この運動をよくする子は2週間に1度は爪を確認してください。

 

運動をよくする子、運動がすきな子は爪が少しでも伸びていると地面や草木に爪が引っかかって爪が折れたり、最悪骨折することがあります。

それは地面についていない狼爪も同じです。急ターンして狼爪が引っかかって…なんてこともあったので(私の実家のボーダーコリーがこれをやった)しっかり注意して見てあげてください。

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犬の爪を伸ばしっぱなしにしているとマズイよ!▼

上記でも挙げていることがありますが実際に伸びっぱなしにしていると何がマズイんでしょうか?

痛~い話ではありますが、実体験を元にご紹介します。。

爪が伸びてフローリングで足が滑る!

爪が伸びるとフローリングに肉球があまり付かないので、爪だけが床に当たっている状態になります。(実際には足の形が変形していく)

そうなるとカチャカチャ音がするだけでなく、踏ん張りが効かずに滑りやすくなります。

滑りやすいということは歩くときに変な所に力をいれることになるので

  • 膝の関節に負担がかかって脱臼したり、水が溜まる
  • 滑った時に腰をひねってしまいヘルニアになる
  • 変な姿勢をするので首に負担がかかった首ヘルニアになる
  • 爪が伸びて床に肉球が浮いていると指先の形が変形する
  • カーペットに爪が引っかかって爪がおれる骨が折れる
  • 爪が長くなりすぎて肉球に突き刺さる

という危険性があるのです。

ヘルニアや骨に異常をきたすとわんちゃんがとても痛がります。治療費も高額に。。

狼爪はあまり見えないので、放っておいたら爪が伸びて(犬の爪は伸びると曲がってくる)肉球に突き刺さって炎症していた、なんてこともあります。

それを防ぐために早めに爪切りをするように心がけましょう。

爪が伸びたまま外遊びして爪が折れる(後悔した出来事)

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私の実家のボーダーコリーがやったことです。

実家近くの芝生で、フリスビーを使って遊んでいた時のこと。フリスビーをキャッチして帰ってきたと思ったら片足をびっこひいていたのです。

見ると、芝生に引っかかったのか、爪が根元からボキっと折れてプラプラとついている状態。。。もちろん出血していて触ると痛がります。

 

私もその場にいたのですが、そのプラプラついている爪を「ブチっ」と取るのは怖くて無理だったので病院に駆け込みました。汗

病院では先生が無麻酔で鉗子を使って爪をピっと取っていました。(すごく大人しくしてた)骨折はしてなかったので一安心でした。その後は抗生物質と包帯を巻いて終了です。

ですが、しばらくの間はびっこ引いてましたし運動も満足にできませんでした。爪を切っておけば(といってもそんなに長くなかったけど)と後悔。。

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爪が長いと大変。特に室内犬は気を付けてね!

爪が長くても、犬は何も言わないし気にならない人は結構放っておいていると思います。

爪が伸びてるメリットは一切ないので出来るだけ早めに切るようにしてくださいね。犬の医療費は高額ですが爪切りは1000円くらいで買えますから!

あとは爪を切るだけです(笑)

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