犬が菜の花を食べる!?中毒になることはない?良い効果や注意点は?

食べ物

菜の花といえば春を連想させる風物詩ですよね。

我が家では菜の花を食べる習慣があまりないのですが、、、。

 

春になるとスーパーではもちろん、道端で菜の花を見かけることもありますよね。

そんな道端の菜の花を見つけて犬が食べてしまった!と慌てたことのある飼い主さんもいるのではないでしょうか?

 

そもそも犬って菜の花を食べても大丈夫なのでしょうか?

調査したのでご紹介していきたいと思います。

 

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犬が菜の花を食べることで期待できる良い効果とは?

犬は人が食べているものをよく欲しがりますよね。

我が家の愛犬たちも食事中、ずっと目をキラキラさせて視線は食べ物の方にあります。

 

もしかしたら飼い主さんが食べているのを見て、菜の花を食べたがる犬もいるかもしれませんね。

犬が菜の花を食べるとどのような良い効果が期待できるのでしょうか?

 

①デトックス効果が期待できる

菜の花にはデトックス成分である「硫黄化合物イソチオシアネート」と老廃物を排出する効果がある「食物繊維」が豊富に含まれています。

 

デトックスは菜の花を初めとする春野菜に多く含まれているのですが、この成分は犬のからだに溜まった老廃物を排出してくれる効果が大いに期待できるのです!

他にも菜の花には、

  • 免疫力を高める
  • がん予防
  • 風邪予防

などの効果が期待できると言われています。

 

②旬を楽しめる

菜の花は、春の訪れを知らせてくれる食材ですよね。

私の地域ではあまり見かけませんが、道端にふと見ると菜の花があるかもしれませんね。

 

愛犬の散歩をしながら菜の花探しを楽しんではいかがでしょうか?

取りたてで食べる旬の菜の花はより美味しいでしょうね。

 

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菜の花が持つ栄養素とは

菜の花は栄養素が豊富に含まれています。

旬な時期の食べ物なので、上手に取り入れると健康的になれますね♪

ビタミンC

抗酸化作用が期待できるビタミンCが含まれています。

また、コラーゲンの生成を促すので毛艶が良くなったり皮膚に弾力が戻ったりと老犬にも良い効果をもたらす栄養素です!

カリウム

利尿作用があるといわれているカリウムの含まれています。

これにより体内の老廃物押し出し、冬の間に溜め込んだ悪い物質を排出してくれます。

ミネラルなので犬の健康維持にも役立ちます。

βカロテン

糖尿病や動脈硬化といわれる、いわゆる「生活習慣病」を予防する効果が期待できるといわれているβカロテン。

ガンの予防や、粘膜を正常に保つ働きをするので、老犬にも最適な栄養素といえるでしょう。

鉄分

意外なことに、菜の花は野菜の中でも鉄分がかなり多い部類に入ります。

みなさんご存知の通り「貧血」にも効きますし、体の動きをスムーズにしてくれる効果が期待できます。

ビタミンB1・B2

エネルギーの代謝を促進する働きをするのがビタミンB群です。

糖質・脂質の代謝を促すので、ビタミンB群が足りないと体中に栄養が行きわたらず「疲れやすい体」になってしまうのです。

毎日激しい運動をする犬は積極的に摂らせてあげたい栄養素になっています。

食物繊維

排便を手助けしてくれるのが食物繊維です。

下痢しやすかったり、便秘気味な犬にもおすすめです。

とはいえ取りすぎも逆効果なので食物繊維だけでなく他の栄養素も一緒に摂取するようにしましょう。

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菜の花を食べる際の注意点とは?

菜の花を好きな人も多いと思いますが、犬に食べさせる際には注意したいことがいくつかあります。

人と同じ食べ方では体調を崩してしまう可能性があるので注意点を紹介したいと思います。

 

①加熱調理をしてからあげる!

犬は消化不良を起こしやすい動物なので生のままだと、うまく消化できません。

食物繊維も多く、シュウ酸も含まれているので加熱調理してからの方が安心です。

 

消化不良になると、下痢や便秘になってしまって逆効果になりかねないので犬に菜の花を食べさせるのであれば、必ず茹でたものを食べさせてあげるようにしてくださいね。

 

②甲状腺疾患がある場合はあげない

菜の花にふくまれる「ゴイトロゲン」という成分が甲状腺ホルモンにはかかせないヨウ素の吸収を妨げてしまうので、甲状腺疾患がある犬には与えないようにしましょう。

 

「健康にいいと思ってあげたのに逆効果だった」となると悲しすぎます。

持病がある犬の食事は1つ1つしっかり調べてから与えるようにしましょうね!

特に春野菜は同様の効果を持っていることがあるので注意しましょう。

 

③腎臓に問題がある場合はあげない

菜の花はリンが含まれているので腎臓病の犬は要注意です。

 

腎臓病の犬の場合はリンの排出力が低下している事が多いです。

リンが排出されないと、甲状腺の機能に支障をきたすことになり余計な病気になる可能性も否定できません。

 

腎臓病を患っている犬が菜の花を食べることによって症状が悪化する可能性がある為、腎臓病の犬には菜の花を与えない方がいいですね。

④食べやすい大きさに切ってからあげる

犬は丸呑みをする習性があるのでそのままだと大きすぎて喉を詰めてしまいます。

 

菜の花の茎に食物繊維が多く含まれているのですが、ちょっと成長しすぎてしまった菜の花は特に繊維が硬く消化に時間がかかります。

大きいままだと、消化にも胃腸にもよくないので犬に与えるのであれば食べやすい大きさに小さくカットしてからあげてくださいね。

 

⑤与えるのは少量で!

犬も食べてもいいからといって、大量にあげると食物繊維の作用で下痢や便秘になってしまいます。

犬は美味しい食べ物には目がないですから、あったらあっただけ食べてしまいます。

 

なので、与える量は飼い主さんがしっかり管理しないといけません。

 

今は特に症状がなくても菜の花を大量に摂取したことで一時的に腎臓や甲状腺の働きが変わり、体調が変化してしまう…なんてことにもなりかねません。

犬に菜の花を与えるときは、少量にしておきましょう。

 

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一応あげてもOKだけど…

菜の花は一応犬にも食べさせて大丈夫な食材といわれていますが、積極的に与えたい食べ物ではありません。

犬によっては菜の花を好まない子もいると思うので無理に与えないでくださいね。

他にも春のデトックス作用がある食材はあります♪

 

犬は菜の花より、犬用のおやつを貰う方が嬉しいかもしれないですね。

菜の花を与える時は必ず茹でたものを食べさすようにしてください。

もし菜の花を食べて下痢や嘔吐をするのなら犬のからだに合ってないというサインです。

 

犬と菜の花を楽しむのは散歩中に見かけた菜の花を摘んで、または見て楽しむのがいいですね。

もうすぐ菜の花の季節なので愛犬とそろそろ春の訪れを探してみてはいかがでしょうか?

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