犬を甘やかしすぎるとデメリットだらけ!病気になるリスクも

トレーニング

飼い主さんにとって、愛犬の甘えてくる愛らしい姿やちょっとドジな所も可愛くて仕方がないですよね!

しかし、そんな中で…

「ご飯は普通にあげているはずなのに、なんか最近太ってきた…」

「犬が悪いことしても、叱れなくて…許しちゃう」

「最近、犬の態度が悪くなってきた」

などなど犬を甘やかしすぎていないでしょうか。

実は犬を甘やかしすぎると…飼い主さんやご家族にとってデメリットだらけなのです。

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「甘やかしすぎる」のデメリットとは?

「甘やかしすぎるってそんなに悪いの?」

「かわいいんだもん、少しくらいいいでしょ!」

と飼い主さんは思うかもしれません。

もちろん飼い主とのコミュニケーションとし「甘やかし」も多少は仕方ない部分はありますが、大きなデメリットが存在します。

甘やかしすぎることで起こるデメリット、しっかり読んで知ってもらえればと思います。

トイレがきちんとできない

甘やかしすぎた犬は「トイレができない」という問題を抱えることになります。

家のあちこちでトイレ

ここは俺のテリトリーだぜ!

 

 

外に行っても所構わずおしっこ

飼い主がやめろって言ってもやめないぜ!怒られないからね!

 

 

と、犬の気持ちを代弁しましたが最初は出来ていた「トイトレ」が甘やかしすぎると崩れてしまうのです。

あちらこちらで排泄をされると、家は汚れるし、処理も大変です。

留守中にされるとどうなるかわかりません。

出かけた時、車の中などで「粗相」も少なくなく「困った犬」認定されてしまいます。

ずっと吠える

これは普段で一番、飼い主さんが困ることではないでしょうか。

  • 宅配便
  • 来客
  • 家の前での話し声や
  • 騒音
  • 飼い主が出かけるそぶり

などに反応して吠えてしまうことがあります。

せっかく友人が来たのに、しゃべり声も聞こえないくらい吠えられてゆっくりできないことも。

 

とはいえ周りを見てみると、吠える犬の飼い主さんほど「もう~吠えないのっ♡」という反応な気がします。。

中型犬~大型犬だとずっと吠える犬には恐怖感も出てくることも。

やってはいけないことの区別がつかない

甘やかしてしまう(許してしまう)と、犬にとっては全てOKなことと認識してしまいます。

人間にとってダメなことを犬は平気でしてしまいます。

  • 机の上に乗る
  • 他人に飛びかかる
  • 人の食べ物を盗む
  • ゴミを漁る
  • 人間の用具を噛む

飼い主さんからすると「もう~♡」で済むかもしれないですが、人間社会ではNGですよね。

人間社会の中では、基本的なマナーがあります。

犬がそれを認識できるのは、一緒に過ごしている飼い主さんの行動からです。

飼い主さんがわんちゃんを甘やかすことで、やってはいけないこと・やっても大丈夫なことの認識ができなくなるのです。

主従関係が崩れる

人間の親子関係の場合も甘やかしすぎると子供が親を舐めたり、言う事を聞かなかったりします。

犬と人間の関係は、もちろん「家族」ですが、「主人」×「犬」という関係も生まれます。

その主人である飼い主さんの犬に対しての態度が甘かったりすると犬も調子に乗ってしまうのです。

理想は常に飼い主さんがリードし、犬に言う事を聞かせます。

これを常に犬にリードされていると立場が逆転し「ほら、早く俺の言う事を聞けよ!」とワンワン吠えて犬が要求する場合も。

犬が吠えているからといって「ハイハイ」と言う事を聞いていませんか?

健康面での影響がでる

一番わかりやすい影響が犬の身体の変化や健康面での変化です。

たまに犬の状態の変化を客観的に見てみましょう。(病院で体重を測ってもらったり、他人に触ってもらったり…)

わかりやすくて比較的多い例を2つあげて説明します。

肥満になる

犬がうるうるした顔で見つめてくるから、つい食べ物をあげてしまう…という方は少なくありません。

それが「少し」ならいいのですが、往々にして「いっぱい」あげている飼い主さんが多いのです。

ご飯とおやつの量を調節せずにあげてしまうと当然太りますし、小型犬は肥満になると途端に体の不調がでてきます。

  • 体重が重くて関節が痛い
  • 息苦しそう
  • 生活習慣病

というような影響もでてくるので犬の健康を考えると人間の食べ物をあげて体重を増やすのは絶対ダメ!ですね。

好き嫌いが多くて栄養バランスが崩れる

犬におねだりされるがまま食べ物をあげていると、次第に「ドッグフード」を食べなくなり「おいしくない野菜」を食べなくなり、好きな食べ物しか食べなくなります。

食べないと心配だから食べる食事だけを与え、余計に食べなくなり…悪循環です。

犬にも栄養バランスは必須で食べるものが偏ると、体に良くないのです。

どちらも健康面のことですのでやはり「病気」になりやすい体となるのが共通になります。

なので、普段から愛犬のことも観察したり、身体を触ってあげていつもと変わりがないか気にしてみてもいいかもしれません。

 

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甘やかしすぎってどのライン?

「甘やかすことのデメリット」は分かっていただけたかと思います。

ではここからは「どのラインが甘やかし」なのか一緒に確認していきましょう。

あなたの行動が犬を病気に導いているのかも…!

犬の要求通りにする

犬が吠えたり、見つめてくると「分かったわよ~」と言って犬の希望通り(希望していないかも)していることのは「甘やかし」といえるでしょう。

犬が調子に乗って、もっとたくさんねだるようになります。

さらにそこで無視しても、しつこく要求して「飼い主さんが折れるまで」要求吠えをしてくることにも。

犬が吠える・見つめてくると言っても決して犬の思い通りの行動をしないようにしましょう!

悪いことをしても叱らない

犬が悪いことをした時にきちんと叱ってしますか?

悪いことをしたその場で「こら!」と言って、犬が反省しているそぶりを見せたら「仕方ないな~」と許しているのであればダメ!

犬は「反省したそぶり」を見せれば飼い主が許してくれると学習してしまいます。

家で悪い事をして叱らずにいると、外出時でも同じような行動をしてしまい、他人の迷惑にもなりかねません。

問題行動の頻度や内容が酷いと、周りの人間や他の飼い主さんなどの評価が下がってしまい「あの犬には近づかない方がいい」など噂されかねません。

好きな食べ物を何でもあげる

こちら上記でもあげていますが、好きな物を要求されるだけあげてしまうと肥満になりやすく、病気の原因になります。

もちろん好きな食べ物の中には人間の食べ物もあるでしょう。

人間の食べ物は嗜好性が高くて犬も喜んで食べますが味が濃すぎて犬にとっては体に悪いことが多いです。

物によっては中毒・消化不良、などで死に至ることもあります。

また、食べ物への欲求が強いことを抑えないと散歩中に「拾い食い」をしてしまう事もあります。

※私が聞いた事例として、野良猫のえさに毒などを入れた人がいて、それを食べた犬が亡くなったという話があります。

「なんでも食べられる」ということに慣れてしまったら、「危険」ということです。

少し怖い話も話しましたが、このようなデメリットがあるということを知ってもらえると有り難いです。

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甘やかしすぎはデメリットだらけ


ここまで説明したように甘やかしすぎはデメリットだらけです。

「今までの態度や接し方は甘やかしすぎだったのかもしれない…」と思ったら、今から変わるチャンス!

このデメリットから抜け出して、わんちゃんのために、飼い主さんのためにもバランスの良い食事や、わんちゃんとの接し方を変えてみてはいかがでしょうか?

そして、いろんなわんちゃんや飼い主さんとの交流も穏やかに交流できるとこれからの生活がイキイキするに違いありません。

飼い主さんが元気でもわんちゃんが病気だと、心配で仕方がなくて普段の生活に覇気がなくなることもあるでしょう。

最後になりましたが、わんちゃんが元気でいられるように飼い主さんができるだけ管理してあげ、お互いに健康であることが理想だと考えられます。

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