室内飼いするには抜け毛が少ない犬種の方が掃除が楽ですよね!でも、抜け毛が少ない犬って実際にどんな犬種なんでしょうか。
私がトリマーだった時の経験と共に勝手にランキングを作らせてもらいました!
もし抜け毛が少ない犬を飼おうと思っているなら参考にしてみてくださいね。
抜け毛が少ない犬勝手にランキング
第一位「トイプードル」
抜け毛が少ないランキング第一位はトイプードルです。
カールがかかったあの巻き毛と、人形みたいな「テディベアカット」が特徴の小型犬です。
なぜ抜け毛が少ないかというと特徴でもある巻き毛と毛の生え変わる周期が関係しています。
毛が抜けても毛同士が絡まっているので落ちにくくなっているのと、トイプードルの毛は生え変わるまでの周期がとても長いのでなかなか抜けないようになっているのです。
この仕組みは人間の髪の仕組みと同じようになっています。
実際にトイプードルを飼っていますが、抜け毛がそのへんに落ちていることは本当にありません。
第二位「シーズー」
二位はシーズーです。
こちらも小型犬です。シーズーも可愛いカットが色々あり穏やかな性格なので人気があります。
シーズーも毛の生え変わる周期が長いのが抜け毛が少ない理由です。
その他にもシーズーのご先祖様の生活からの特性を受け継いだという面もあります。
シーズーは元々は二種類の犬が交配してできた犬種です。そのうちの1つの種類は気温が低い地域に生息していました。寒い生活に適応していくための防寒対策として毛が抜けにくくなっていたので、シーズーにもその性質が残ったとされています。
シーズーはドッグショーでは毛を長くのばし(足よりも長く)キレイに整えたスタイルが正しい形とされています。
第三位「マルチーズ」
三位は真っ白な被毛が特徴のマルチーズです。
直毛できれいな白い毛を持っています。
マルチーズも毛の生え変わる周期が長いことが「抜け毛が少ない」理由にあげられます。
ただしそのきれいな直毛を保つため、毛玉対策でブラッシングをする必要があってお世話がやや大変ではあります。
第四位「ミニチュア・シュナウザー」
四位は、ミニチュアシュナウザーです。
ふさふさとして触ると気持ちよさそうな毛と、おひげのように見える口周りが特徴的な小型犬です。
この犬は「ダブルコート」という二種類の性質の毛を併せ持っています。
アンダーコート:柔らかい被毛で保温や保湿の役割を持つ
オーバーコート:硬くて太い、しっかりした被毛。皮膚を守る役割を持つ
普通、アンダーコートを持つ種は毛が季節の変わり目で一気に抜け替わる時期があるのですがミニチュアシュナウザーにはそれがないんです!
オーバーコートの性質のほうが強いということになるんですね。
第五位「ビジョン・フリーゼ」
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第三位はビジョン・フリーゼです。
「えっ、こんな犬いるの」?って思う名前ですよね。
写真を見て頂けると分かると思いますが、テレビで綿あめみたいにふわふわした犬をよく見た時期はありませんでしたか?あの犬です。
この犬は特徴的な見た目の通りふわふわで、とても独特な毛の生え方をしているので、毛が抜けにくくなっています。
プードルと似ている被毛をしていますが、プードルよりは生え変わりの間隔が短いようです。カットの仕方によってはプードルそっくりで写真のようなカット以外だとなかなか見分けをつけるのが難しいかもしれません。
第六位「ヨークシャー・テリア」
六位のヨークシャーテリア、こちらも小型犬です。
ピンと立った耳と茶色・黒の2色の長い毛を持っています。
ヨークシャーテリアも上位のトイプードルたちと同じ毛の性質を持っているので抜け毛は少ないといえます。
第七位「チワワ」
七位はチワワになります。大きい耳と目がチャームポイントですね!
チワワは「スムースコート」「ロングコート」があり、それぞれ毛の伸びる最大の長さが違います。
ただ上位の犬たちと違い季節の変わり目に毛の生え変わる周期があるのでが抜け毛の量は上位の子に比べればやや多いです。とはいえポロポロと抜けるわけではないので、掃除も楽だといえるでしょう。
第八位「パピヨン」
第八位はパピヨンです。
ふんわりとした毛でお嬢様のような見た目のパピヨンは、「蝶のような耳」という見た目からパピヨン(蝶)と名付けられました。
パピヨンは毛の生え方がその子によって違います。
- 長毛のみのシングルコート
- ふわふわの下毛があるダブルコート
の2種類のタイプがあるようです。
当然ながら、どちらの種類なのかによって抜け毛の量が変わってきます。
トイプードルたちと同じ毛の性質(シングルコート)を持った種類なら抜け毛は比較的少なくなるのですが、チワワと同じような性質(ダブルコート)を持っていると抜け毛は多少増えます。
第九位「ノーフォークテリア」
第九位はノーフォックテリアです。
名前にテリアとついている通り、テリア犬種です。テリアの中でも最小の種になります。
ノーフォークテリアは、垂れた耳とやや硬質な毛が特徴の犬です。
毛の生え方としては同じテリア犬種であるミニチュアシュナウザーと一緒です。しかし同じテリア犬種でもノーフォックテリアは毛の生え変わる時期があるのでその時はどうしても抜け毛が出てしまいます。
第十位「ウエストハイランドホワイトテリア」
第十位はウエストハイランドホワイトテリアです。
長い名前ですが、こちらもテリア犬種になります。
白い毛が特徴的な犬でペットフードのCMなどメディアで見たことがある方は多いと思います。
抜け毛は一般的な犬に比べれば少ないといえますが、ある程度は飼い主さんの定期的なお手入れが必要になってきます。
抜け毛が少ない子は定期的なカットが必要な子も多い
ここまで抜け毛の少ない犬たちを(勝手に)ランキングにしてきました。
実は抜け毛が少ないからと手入れをしなくて楽というわけではありません。飼い主さんはその分、
- ブラッシング
- トリミング
この二つを自宅でやらないといけないのです。
毛が抜けないということは、その分毛は伸び続けます。伸びたままにしておくと衛生面で問題が出てきてしまうので定期的なお手入れを飼い主さんが行ってあげることも重要になってきます。
抜け毛が少ない分また違った大変さも出てくるので、そこは割り切ってペットと生活していきましょう。
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